パリで見逃せないアート展示会、4つ
メキシコの現代美術、ロシアの個人美術コレクション、そしてマグリットの主要な回顧展:AFP Relaxnewsが来るシーズンのために選んだ見逃せない美術展です。
ファンタン・ラトゥール ー 感性の表現
2016年9月14日から2017年2月12日まで、ルクセンブルク博物館にて
19世紀の画家の作品の初回顧展で、1982年のグラン・パレ展覧会以来となります。彼は静物画や集団肖像画で知られるアーティストの象徴的な作品が展示されます。
アンリ・ファンタン・ラトゥール、1872年、油彩。「ファンタン・ラトゥール ー 感性の表現」は2016年9月14日から2017年2月12日まで、ルクセンブルク博物館にて開催されます。© Rmn-Grand Palais(オルセー美術館)/ 写真:Hervé Lewandowski
マグリット、イメージの裏切り
2016年9月21日から2017年1月23日まで、ポンピドゥーセンターにて
ポンピドゥーセンターでは、ベルギーのアーティスト、レネ・マグリットの回顧展が開催され、公共および私的なコレクションから多くの有名でない作品が集められます。上の写真は「神々の怒り」1960年、80cm x 70cm、油彩、個人コレクションです。
ピカソ-ジャコメッティ
2016年10月4日から2017年2月5日まで、ピカソ美術館にて
アルベルト・ジャコメッティ財団との提携により、ピカソ美術館はパブロ・ピカソとアルベルト・ジャコメッティの関係にスポットを当て、アーティストの私的なアーカイブを紹介します。
メキシコ 1900年から1950年 ディエゴ・リベラ、フリーダ・カーロ、ホセ・クレメンテ・オロスコ...
ティブルシオ・サンチェス・デ・ラ・バルケーラ(1837-1902)、エスカンドン・アランゴ家の肖像、1867年、油彩。© INBA/メキシコ国立美術館 写真:Francisco Kochen
2016年10月5日から2017年1月23日まで、グラン・パレにて
この展覧会は、メキシコの現代美術を革命から20世紀半ばまで網羅したフランスで初めてのものです。ディエゴ・リベラやフリーダ・カーロなどの大物アーティストだけでなく、ローザ・ロランダやナウイ・オリンなどの知られていないアーティストの作品も展示されます。また、19世紀の学問美術の例も鑑賞することができます。
現代美術のアイコン。シュクキン・コレクション
「新聞を持つ男性の肖像(シュヴァリエX)」アンドレ・ドラン、1911-1914年。
2016年10月22日から2017年2月20日まで、パリのルイ・ヴィトン財団にて
パリのルイ・ヴィトン財団では、20世紀のフランスの美術に興味を持ったロシア人、セルゲイ・シュクキンが収集した作品の展示が行われます。エルミタージュ美術館とプーシキン国立美術館の協力により、モネ、ヴァン・ゴッホ、ピカソ、ドガ、ルノワール、ルソー、トゥールーズ=ロートレックなどの一流アーティストの作品130点を一般の方々に公開することができます。